ダウ平均株価(8月17日)@終値3万4474ドル83セント
8月
18日
ダウ平均の構成銘柄では小売りのウォルマートが、朝方発表の2023年5~7月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回り、2024年1月期通期見通しを引き上げています。また、ネットワーク機器のシスコシステムズは、前日夕発表の2023年5~7月期決算で売上高と特別項目を除く1株利益が市場予想を上回り(4%)あまり上昇する場面があり、米消費が底堅いとの見方から、消費関連株に買いが入っています。
半面、米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を高いまま維持するとの警戒は根強くあり、。朝発表の週間の新規失業保険申請件数は23万9000件と、市場予想(24万件)を小幅に下まわりました。フィラデルフィア連銀が発表した8月の製造業景況指数は前月から改善し、市場予想に反してプラスとなっています。米長期金利は(4.3%前後)と昨年10月以来の高水準にとどまっており、株式相場の重荷となっている面があります。
終値は3営業日続落し、前日比290ドル91セント(0.84%)安の3万4474ドル83セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日続落し、前日比157.696ポイント(1.17%)安の1万3316.932でした。 S&P500種は、前日比33.97 (0.77%)安の4370.36でした。