<藤井聡太王位>(259)封じ手@第64期王位戦7番勝負第2局
7月
14日
戦型は<佐々木大地七段>が得意な相掛かりになりました。<藤井聡太王位>にとって相掛かりでは珍しく、3四歩(10手目)と角道を開ける手を指しています。<佐々木大地七段>も1六歩(27手目)と工夫をこらして序盤戦が進みました。
<佐々木大地七段>は、昼食休憩を挟んで1時間57分の大長考後、4五銀(35手目)と攻めました。<藤井聡太七段>は1時間6分考えて3三桂(36手目)と反撃含みで受け、7五歩(40手目)で浮き飛車を生かす構えも見せるなど冷静に対応しています。<佐々木大地七段>が金を上がって角にぶつける5八金(43手目)に対し、<藤井聡太王位>は59分考えて次の手を封じています。
2日目は14日午前9時に再開され、夜までに決着する見込みです。