大相撲夏場所(2日目)@東京・両国国技館
5月
16日
元大関・東前頭14枚目の<朝乃山>は、西前頭十四枚目の<妙義龍>を「寄り切り」、2連勝としています。
小結<正代>は取り直しの末、西前頭三枚目<錦富士>を「寄り切り」で破り、初日を出しています。<錦富士>は2敗です。
関脇<霧馬山>は、西前頭二枚目<遠藤>を「押し出し」、連勝スタートとしています。<遠藤>は2敗です。
関脇<若元春>は、東前頭三枚目<翔猿>を「突き倒し」で下し、2勝目。<翔猿>は2敗です。
関脇<大栄翔>は、東前頭四枚目<宇良>を「押し出し」、2勝目としています。
関脇<豊昇龍>は、西前頭筆頭<翠富士>に土俵際の「突き落とし」で勝ち、2勝目としています。<翠富士>は2敗です。
カド番大関<貴景勝>は、立ち合いで押し込めず、動きが止まって胸を合わされると何もできずに小結<琴ノ若>の「寄り切り」に敗れ、初黒星です。初日は立ち合いで変化する消極的な相撲でした。春場所は左ヒザ内側半月板損傷で途中休場でした、2日目は両ヒザにテーピングを巻いて土俵に上がるなど、状態が万全でないことが見て取れるだけに、黒星が先行する展開となれば、大関残留が厳しくなるかもしれません。<琴ノ若>は、初場所に続いて大関を撃破して2連勝です。
4場所連続休場明けの横綱<照ノ富士>は、東前頭筆頭<阿炎>を「突き落とし」、連勝としています。<阿炎>は2敗です。
また、NHKの大相撲テレビ中継初日の解説を休んでいた、元横綱の<北の富士勝昭>さん(81)が、今場所は全休となるようで、休みの理由について、NHKは「詳しい事情については、プライバシーに関することなので、お答えしかねます」と説明しています。