12日、米議会の超党派機関、議会予算局(CBO)は連邦政府の借入限度額である「債務上限」が速やかに引き上げられなければ、米国が6月前半にもデフォルト(債務不履行)に陥る「重大なリスク」があると警告しています。
政府債務は今年1月に現行上限の31兆4000億ドル(約4200兆円)に到達しており、財務省は公的基金の投資停止など特別措置を講じて資金繰りを続けています。
12日に予定されていました<バイデン大統領>と野党・共和党とのトップ会談は来週に延期となりました。2024年の大統領選をにらんで強硬姿勢を強める二大政党の対立は議会の機能低下を招き、米国民からの信任も低下しています。
上限引き上げを巡っては、与野党の協議が難航し、いまだに合意に至っていません。米国がデフォルトに陥れば、国際金融市場の混乱は避けられません。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ