出生数80万人割れ@厚生労働省
3月
1日
外国人を除いた「概数」は77万人前後になる見通しです。国が2017年に公表した推計は、速報値の80万人割れを2033年と見込んでおり、10年超速いペースで少子化が進んでいます。
死亡数の速報値は158万2033人(前年比12万9744人増)に上り過去最多となっています。死亡数から出生数を引いた人口の自然減は78万2305人(17万2913人増)で過去最大の減少幅でした。
年間出生数は、第1次ベビーブーム(1947~49年)で約270万人、第2次ベビーブーム(71~74年)で約210万人でしたが、1975年に200万人を割り込むと、減少傾向が続いています。1991年以降は増減を繰り返しながら、2016年には100万人、2019年には90万人を下回っています。