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- ダウ平均株価(1月31日)@終値3万4086ドル04セント
31日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は小動きで始まり続伸しています。
取引開始前に発表された2022年10~12月期の米雇用コスト指数が市場予想ほど上昇せず、インフレ鈍化観測は株買いを支えています。2月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表や週内に相次ぐ主要企業の決算発表など重要日程を控え、インフレ鈍化につながるとの見方が広がり、米長期金利が低下し、ハイテク株が買われたのも相場を押し上げました。
雇用コスト指数は前期比(1.0%)上昇と、伸び率は7~9月期(1.2%)と市場予想(1.1%)を下回っています。米連邦準備理事会(FRB)が賃金インフレの動向を把握するうえで重視する指標で、利上げ減速につながるとの見方を誘いました。米長期金利が低下し、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株の一角が買われています。
終値は2営業日振りに続伸して、368ドル95セント高(1.09%)の、3万4086ドル04セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比190.738ポイント(1.7%)高の1万1584.552でした。S&P500種は、58.83ポイント高(1.46%)の4076.60でした。