『花のお江戸の釣りバカ日誌』@BSテレ東
1月
14日
<やまざき十三、北見けんいち>の同名コミックを原作に、<三國連太郎>と<西田敏行>コンビで人気を博す「釣りバカ日誌」シリーズの番外編になります。
ときは江戸時代、ところは花のお江戸。呑気に釣りを楽しむ浪人「浜崎伝助」が、ひょんなことから大店のご隠居と意気投合。釣りの指南をすることになります。そのご隠居こそ、庄内藩江戸屋敷家老「鈴木一之助」でした。そうとも知らず「伝助」は、庄内藩に仕官が叶って、兄想いの妹「美津」(酒井法子)や長屋のご隠居「甚兵衛」(谷啓)は大喜び。ところが、やる事成す事マイペースな「伝助」に、上役たちは呆れ顔。ある日、「伝助」は、奥女中「小浪」(黒木瞳)にひと目惚れしてしまいます。
シリーズ外伝的な時代劇スペシャル。山形県鶴岡市の〈庄内藩〉のお家騒動に〈釣りバカ〉コンビの先祖が巻き込まれます。
〈釣りバカ〉の先祖ということもあり、シリーズで唯一、ハマちゃんが恋をするエピソードが出てきます。庄内藩の江戸屋敷の役人たちは、まるで鈴木建設重役陣そのもので、「スーさん」の悩みは先祖伝来だったことがわかります。クライマックスは、「鈴木一之助」のお伴で、「浜崎伝助」が江戸から庄内まで隠密旅をすることになります。