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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『私、オルガ・ヘプナロヴァー』@<トマーシュ・ヴァインレプ&ペトル・カズダ>監督

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『私、オルガ・ヘプナロヴァー』...
実在した死刑囚<オルガ・ヘプナロヴァー>を描いた2016年チェコ・ポーランド・スロバキア・フランス合作製作映画『原題:Ja, Olga Hepnarova/英題:I, Olga Hepnarova』が、邦題『私、オルガ・ヘプナロヴァー』として、2023年4月29日より公開されます。

銀行員の父と歯科医の母を持つ「オルガ」は、1973年7月10日にチェコの首都プラハの中心地で、路面電車を待つ群衆にトラックで突っ込みました。その結果、8人が死亡し、12人が負傷。凶行に及ぶ前、「オルガ」は新聞社に犯行声明文を送っていました。

自身の行為は多くの人々から受けた虐待への復讐であり、社会への罰だというのです。「オルガ」は逮捕後も反省の色を見せず、1975年3月12日にチェコスロバキア最後の女性死刑囚として絞首刑に処されました。

『マチルダ 禁断の恋』の<ミハリーナ・オルシャンスカ>が、「オルガ」を演じています。『ゆれる人魚』で<ミハリーナ・オルシャンスカ>と共演した<マルタ・マズレク>が、「オルガ」の友人「アレナ」を演じています。

チェコ映画界の新鋭<トマーシュ・ヴァインレプ>と<ペトル・カズダ>が監督を務めています。なお本作は「ピンク・フラミンゴ」の<ジョン・ウォーターズ>が2017年のベスト映画の1本に挙げたことでも知られている作品です。
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