<織田奈那>『アカイリンゴ』@ABCテレビ
1月
10日
<ムラタコウジ>による同名原作『アカイリンゴ』は、『コミックDAYS』(講談社)で2020年から連載され、過激な性描写とともに、真っ向から性行為へと切り込んだテーマ性が話題になりました。現代社会に伏在するルールに縛られた本能に揺さぶりをかけていく物語では、性行為が法律で禁じられた近未来の日本を舞台に、欲望に揺れる心情と理性で抑えきれない衝動を描いています。
主人公は高校生で性行為に強烈な嫌悪感をもつ「犬田光」(小宮璃央)。厚生労働省性行為取締官(通称セトリ)の幹部を父に持つ優等生で、自身もセトリになるのが目標ながらも、同級生の「水瀬優」(川津明日香)との関係性の変化や、国民的人気女優「宇宙美空」(新條由芽)との出会いによって〈性行為は悪〉というルールに疑問を抱いていきます。
<織田奈那>は、「光」の悪友「志場番太」(鈴木康介)の彼女で光の同級生「鈴本奈々」を演じています。性にオープンな一面があるものの、やがて「志場」、そして「光」とともにとある事件へと巻き込まれていく役どころを演じます。