『アカイリンゴ』@ABCテレビ・他
12月
26日
累計発行部数20万部を超える<ムラタコウジ>のマンガ『アカイリンゴ』〈『コミックDAYS』(講談社)にて、2020年1月より不定期連載中〉を原作とする『アカイリンゴ』の舞台は、15年前に性行為等取締法が制定されて以来、性行為が違法となった日本。
主人公「犬田光」(小宮璃央)は、セトリ(厚生労働省性行為取締官)の幹部を父に持ち、自身もセトリを目指している優等生の高校2年生です。幼馴染みで成績優秀の「水瀬優」(川津明日香)と、オンラインで勉強会をするなど勉学に励む日々を送っていました。国民的人気女優〈ウチュラ〉こと「宇宙美空」(新條由芽)の大ファンというミーハーな一面を持つものの、性行為に対しては嫌悪感を抱いている生真面目な性格でした。
ある日、「光」は同級生に誘われて、ゴーストタウンと化したホテル街にある怪しい会員制クラブへ出向きます。そこで目にしたのは、法律で禁じられているはずの性行為に興じる男女の光景でした。さらに、その場には見知らぬ男性と戯れる〈ウチュラ〉もいました。清純派をウリにする人気女優のみだらな姿に「光」は戸惑い、そして目にした〈異様な光景〉をきっかけに、生真面目に生きてきた「光」はこれまでに感じたことのない衝動に掻き立てられます。
やがて、「光」は性行為が禁じられた社会にはびこる〈裏の組織〉に巻き込まれていきます。
脚本を<政池洋佑>、<桑島憲司>、<敦賀零>が担当し、<桑島>、<今和紀>、<小野田浩子>が監督を務めています。