11日の外国為替市場で円高・ドル安が急速に進み、円相場は一時、8月末以来、約2か月ぶりに1ドル=138円台をつけています。前日夜まで146円台で推移していました。138円台は、(8月31日)以来およそ2カ月ぶりになります。 円高が進んだのは、米国の消費者物価(CPI)の伸び率が(7.7%)と市場予想を下回り、インフレ抑制のための米国での利上げペースが緩やかになるとの見方が広がったためです。 金利の上昇で運用が有利になるドルが買われていましたが、円を買い戻す動きが強まってきているようです。。