ダウ平均株価(8月10日)@終値3万3309ドル51セント
8月
11日
取引開始前に発表されました7月の米消費者物価指数(CPI)の総合指数の上昇率が前年同月比(8.5%)となり市場予想(8.7%)を下回り、インフレ懸念が和らいでいます。エネルギー・食品を除くコア指数の上昇率も(5.9%)と市場予想(6.1%)以下でした。(CPI)の下振れを受け、米長期金利は一時(2.67%)と前日比(0.11%)低下しています。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めペースが鈍化するとの見方から、幅広い銘柄に買いが先行しています。
長期金利の低下を受け、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株が買われています。化学のダウや航空機のボーイングなど景気敏感株、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連銘柄も上げています。
終値は反発し、前日比535ドル10セント(1.63%)高の3万3309ドル51セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、前日比360.876ポイント高の1万2854.805で終えています。