ダウ平均株価(8月2日)@終値3万2396ドル17セント
8月
3日
<ペロシ米下院議長>の台湾訪問計画で米中間の緊張が高まる中。投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、株は売りが優勢となっています。
<ペロシ米下院議長>は2日に台湾を訪問する予定です。現職の下院議長の訪問は25年ぶりとなりますが、台湾を領土の一部とみなす中国は反対しており、米中対立の激化につながると懸念されています。
朝方に発表した2022年4~6月期決算で売上高が市場予想を下回った建機のキャタピラーが大幅安となり、ダウ平均を押し下げています。ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルなど前週に買われたハイテク株も売りに押され、半面、製薬のメルクなどディフェンシブ株の一角が伸びています。
終値は続落し、前日比402ドル23セント(1.23%)安の3万2396ドル17セントで取引を終えています。