『陽のあたる場所』@NHK-BSプレミアム
6月
30日
1931年にも映画化(監督:ジョセフ・フォン・スタンバーグ)され野心に燃える貧しい青年の恋と転落を描いた<セオドア・ドライサー>の小説『アメリカの悲劇』を原作に、『シェーン』の<ジョージ・スティーブンス>が監督を務め、1952年・第24回アカデミー賞で監督賞など5部門を受賞しています。
貧しい家庭で育った青年「ジョージ」(モンゴメリー・クリフト)は、伯父「チャールズ」(ハーバート・ヘイス)が経営する水着製造工場で働き始めます。やがて彼は同僚の「アリス」(シェリー・ウインタース)と恋に落ちますが、社内恋愛は禁止されているため、周囲の目を盗んで逢瀬を重ねます。そんな中、伯父から昇進を約束された「ジョージ」は、伯父の家のパーティで出会った富豪令嬢「アンジェラ」(エリザベス・テイラー)と惹かれ合います。
「アリス」は「ジョージ」の子を身ごもりますが、パーティーで再会した「ジョージ」と「アンジェラ」は、互いに強く惹かれ合い関係を深めていきます。「アリス」の存在が煩わしくなってきた「ジョージ」は、彼女の殺害を計画します。