<渋川清彦>の主演で崖っぷちの売れない映画監督が再起をはかる姿を、全編モノクロームの映像で描いた『お盆の弟』が、2015年7月25日より公開されます。
数々の作品で助監督を務め、2005年の初監督作『キャッチボール屋』が第16回日本映画批評家大賞新人監督賞を受賞した<大崎章>監督の10年ぶりとなる監督第2作です。
不惑を目前に妻子と別居中で、兄「マサル」の暮らす実家に戻ってシナリオ作りに励む売れない映画監督の「タカシ」でした。悪友の「藤村」を通して知り合った女性「涼子」を気に入った「タカシ」は、「涼子」のような女性が兄と付き合ってくれれば安心だと考え、頻繁に会う機会を作っていましたが、「涼子」は「タカシ」に対して本気になってしまいます。
一方、妻からはついに離婚を切り出され、なんとか妻の気持ちをつなぎとめようと躍起になる「タカシ」でしたが、映画の企画もうまくいきません。
「タカシ」に<渋川清彦>、兄「マサル」に<光石研>、「藤村」に「岡田浩暉」、「涼子」に<河井青葉>、タカシの妻に<渡辺真起子>が共演。脚本は『キャッチボール屋』でも<大崎章>監督とタッグを組んだ、『百円の恋』の<足立紳>が担当しています。
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