ダウ平均株価(3月15日)@終値3万3544ドル34セント
3月
16日
原油先物相場が大幅に続落し、インフレ懸念がやや和らいでいます。もっとも、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を16日に控え、様子見ムードは強い情況です。
原油のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物の期近4月物は前日比(9%)下落し、1バレル93ドル53セントを付ける場面があり、ウクライナ紛争が始まる前の水準に下落しています。ガソリン高が消費を抑えるとの懸念が後退し、消費関連株が買われていますが、石油のシェブロンは大幅安となっています。
米債券市場では前日に2019年7月以来に一時(2.14%)を付けた長期金利の上昇が一服しています。金利上昇を嫌気して前日に下げたハイテク株が買い直されています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、前日比367.401ポイント(2.9%)高の1万2948.621で終えています。S&P500種指数も、89.34ポイント高の4262.45で終えています。