「イカナゴのシンコ漁」解禁日
3月
1日
兵庫県東・西播磨、淡路地域の漁業者による試験操業などを基に1日の解禁日が決められました。県水産技術センターの分析で、漁解禁の目安とするシンコの平均体長が4センチに育つ時期は早くて2月27日と判明。資源保護に加え、既に大阪湾が解禁を3月1日としたことなどを踏まえて足並みをそろえています。
漁期はかつて1カ月余りありましたが、2017年以降、極端な不漁を理由に数日から10日余りに短縮してきています。県水産技術センターは、今季の漁獲を「平年を下回る」と予報し、漁期短縮を呼び掛けているようです。
阪神間の「イカナゴのくぎ煮」も、廉価な庶民の楽しみの味から、昨年は漁終了の速さを用心して、「キロ4800円」で購入せざるを得ず、随分と高級な料理となってしまいました。