18日、国家水泳センターにて北京冬季五輪のカーリング女子の準決勝「日本ースイス」戦が行われ、世界ランク7位の日本は、世界ランク2位のスイスに「8-6」で勝利し、日本カーリング史上初となる五輪の決勝進出で、日本は平昌五輪の銅メダルを上回る銀メダル以上が確定しました。
4位通過の日本は不利な先攻でスタート。「0ー0」で迎えた第2エンド(E)から互いに1点を取らせ合い、第4Eまで「1ー2」で進みます。そして日本後攻で迎えた第5E。スイスの小さなミスを突いて優位に試合を運ぶと、1次リーグスイス戦でミスが目立ったスキップ<藤沢五月>がダブルテークアウトを見事に決め、大量4点を獲得するビッグエンドとし「5ー2」と逆転し、前半を折り返しました。
第6Eは引き続き精度を欠くスイスから1点をスチールし、「6ー2」とリードを拡大。第7Eには3点を返されたものの、第8Eに2点を奪い返し、前日とは違い常に優位に試合を進めました。第9Eにはピンチの局面もありましたが、<藤沢五月>が勝負所でダブルテークアウトを連続で決めて1失点でしのぎ、第10Eを逃げ切りました。
<藤沢五月>はこの日、「BE SATSUKI★ ENJOY」と書いた右手でハウスの赤い円内に入れれば勝ちの重圧がかかるドローショットを決め切って、4人は抱き合って喜び合いました。前日に「4-8」で敗れたスイスに雪辱を果たして、笑顔がはじけました。
英国との決勝は、大会最終日の20日(日本時間10:05)に行われます。飽くなき向上心とチームワークで、ついに五輪決勝の大舞台に立ちます。
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