今朝の神戸新聞の一面を見て、驚きました。阪神・淡路大震災が発生してから1月17日で27年目を迎えることになりますが、国の基準では関連死者数は、「6434人」のままで変更しないという方針のようです。
兵庫県宝塚市が阪神・淡路大震災の関連死として2020年10月に認定した1人が、県の集計する死者数には加えられないことになっています。県は各自治体の統計数と食い違うことを認めつつ、国の基準に合わせ変更はしないということです。
宝塚市は自治体の死亡者数の記録と、県の統計記録がくい違っていても、実務上としては問題がないとしていますが、記録という公の意義が見失われている感じです。
尊い命の犠牲者として記録に残されないという無念さを、きっと遺族の方々は感じておられると思います。
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