経営危機に陥っている中国不動産大手、「中国恒大集団」は7日、米ドル建て社債の利払い期限を迎えましたが、複数の投資家が「恒大集団」による利払いを受けられなかったと報じています。デフォルト(債務不履行)懸念が高まっていますが、「恒大集団」は沈黙を保ったままです。 恒大子会社が11月に実施しなかった計8249万ドル(約93億円)の利払いの猶予期限が7日に切れています。 「恒大集団」は6日、政府系企業の幹部をメンバーとする「リスク管理委員会」の設置を発表。「委員会によるリスク緩和が恒大と全ての株主の全体的な利益となる」としていました。