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- ダウ平均株価(11月2日)@終値3万6052ドル63セント
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価はもみ合いで始まり続伸、終値は前日比138ドル79セント(0.39%)高の3万6052ドル63セントで取引を終え、終値で初めて3万6000ドルを超え、連日で過去最高値を更新しています。
<ジェームズ・グラスマン>、<ケビン・ハセット>両氏の共著『Dow 36,000』が出版されたのは1999年10月1日でした。この日のダウ平均の終値は「1万0273ドル」でした。それから22年余りが過ぎましたが、予言の書となりました。
米主要企業の2021年7~9月期決算が総じて市場予想を上回り、投資家心理を支えています。半面、ダウ平均株価を含む主要3指数は、前日に過去最高値を更新しており、短期的な利益確定売りに押される場面もありました。
3日に米連邦公開市場委員会(FOMC)のテーパリングの結果発表を控えて様子見ムードも出ています。
(FOMC)ではテーパリング(量的緩和の縮小)開始が決まる見通しです。会合後の<パウエル>米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見では物価や労働市場の現状についての認識に注目されています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は53.69ポイント(0.34%)高の1万5649.60で終え、S&p500種指数は16.98ポイント(0.37%)高の4630.65で、共に過去最高値をつけています。
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