ダウ平均株価(8月16日)@終値3万5625ドル40セント
8月
17日
中国の景気減速懸念やアフガニスタンの地政学リスクの高まりなどから売りが先行しました。ただ、今週に相次ぐ小売りの決算発表に期待した買いも入り、ダウ平均は午後に上げに転じています。
16日に発表された中国の工業生産高や小売売上高が市場予想に届きませんでした。新型コロナウイルスの「変異株(デルタ型)」の感染拡大が続いており、世界景気の回復が鈍るとの懸念が広がっています。米長期金利が低下したことも市場心理を冷やし、ダウ平均株価は朝方に一時280ドル超下げていますが、売り一巡後は下げ渋り、午後に上げに転じ引けています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前週末比29.136ポイント安の1万4793.762でした。