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- 日経平均株価(7月14日)終値2万8608円49銭
14日の東京株式市場で日経平均株価は反落してはじまりました。終値は、前日比109円75銭(0.38%)安の2万8608円49銭で取引を終えています。
13日の米市場でダウ工業株30種平均株価は反落し、107ドル(0.3%)安でした。機体の一部改修で生産ペースを引き下げると発表したボーイングの下落がダウ平均を押し下げています。4~6月期決算を発表した大手金融株が売られたのも投資心理を冷やしました。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は55.586(0.37%)安の14677.654、S&P500種株価指数は15.42(0.35%)安の4369.21で取引を終えています。米市場で主要3指数がそろって下落した流れを受け、日本株にも売りが先行しました。日経平均は直近の2日間で700円超上げており、戻り売りが出やすい情況でした。
新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒がくすぶり、東京都では4度目の「緊急事態宣言」が発令、感染者数の減少も見られない中、日本株が上値を追っていくのは難しく、日本時間15日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控え、米金融政策の先行きを見極めたいと様子見ムードが強まり、午後からは安い水準で変動の乏しい展開でした。
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