厚生労働省は23日、米「モデルナ」製の新型コロナウイルスワクチンの接種後に、高齢男性1人が死亡したと公表しています。
「モデルナ」製接種後の死亡事例の公表は初めてになります。米「ファイザー」製でも、新たに20~100歳代の男女159人が接種後に死亡したと報告された。
この日開かれた専門家の検討会で、18日までに報告があった新たな死亡事例が公表されました。「モデルナ」製では、94歳の男性が接種翌日にくも膜下出血で死亡。接種との因果関係は「評価中」としています。
「ファイザー」製については、接種後の死亡事例は累計355人となった。そのうち78人は接種との因果関係は「評価中」、その他は「評価できない」か「認められない」としています。
また、急性のアレルギー反応のアナフィラキシーで国際基準に合致したのは、13日までの報告で、「モデルナ」製は0件でした。「ファイザー」製は計238件で、接種100万回あたりの発生頻度は10件となっています。
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