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- 日経平均株価(6月22日)@終値2万8884円13銭
22日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに大幅反発し、前日比873円20銭(3.12%)高の2万8884円13銭で取引を終えています。
上げ幅は今年最大で、2020年6月16日の「1051円」以来およそ1年ぶりの大きさでした。米利上げの前倒し観測で前週末に大きく下げた米ダウ工業株30種平均が、週明け21日は急反発しています。日経平均も前日に大幅安となっていたため、自律反発を期待した買いがはいりました。
幅広い銘柄が物色されて日経平均採用の225銘柄すべてが上昇し、東証1部の9割超・2100銘柄が値を上げています。前日の米株式相場の戻りを受け、「米金融緩和の修正観測を材料にした株安は過剰反応すぎた」との見方が浮上し、東京市場では前日に下げが大きかった景気敏感株を中心に買いが入っていますが、日経平均は戻り売りに上値を抑えられる場面もあり、前日の下げ幅(953円)を取り戻してはいません。
日本時間23日未明に控える<パウエル>米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を見極めたいとの雰囲気もあったようです。市場では、米国の金融緩和の縮小が今後、具体的にどのように進んでいくかは完全には織り込んでおらず、しばらくはダウ平均株価の動きと連動する流れが観られそうです。
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