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- ダウ平均株価(6月7日)@終値3万4630ドル24セント
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前週末比126ドル15セント(0.36%)安の3万4630ドル24セントで取引を終えています。
米経済活動の正常化への期待から買いが先行したが、次第に景気敏感株の一角が利益確定目的の売りに押されて相場の重荷となっています。
米国では新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、新規の感染者数の減少傾向が続いています。各州が行動制限を緩和する動きも広がり、7日はクルーズ船のカーニバルが7月上旬から米国で運航を再開すると発表されています。
航空機需要の回復への期待からボーイングが買われ、クレジットカードのビザなど消費関連株も上昇した。ダウ平均は朝方に(5月7日)に付けた過去最高値「3万4777ドル76セント」を上回る場面がありました。
その後は建機のキャタピラーや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)など景気敏感株の一角が売りに押され、相場の重荷となっています。金融政策を見極める上で、10日発表の5月の消費者物価指数(CPI)の様子見が続きそうです。
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