『水を抱く女』@<クリスティアン・ペッツォルト>監督
3月
23日
ベルリンの都市開発を研究する歴史家「ウンディーネ」は、アレクサンダー広場に隣接するアパートで暮らしながら博物館でガイドとして働いています。恋人「ヨハネス」が別の女性に心変わりし悲嘆に暮れる彼女の前に、愛情深い潜水作業員「クリストフ」が現れます。2人は強く惹かれ合い、新たな愛を大切に育んでいきます。
やがて、「ウンディーネ」が何かから必死に逃げようとしているような違和感を「クリストフ」が感じ取ったことをきっかけに、彼女は自分の宿命に直面することになります。
『婚約者の友人』の<パウラ・ベーア>が神秘的な「ウンディーネ」を妖艶に演じ、2020年・第70回ベルリン国際映画祭で女優賞を受賞。「クリストフ」役に『希望の灯り』の<フランツ・ロゴフスキ>が扮しています。