デビュー作『陽はまた昇る』 ・ 『半落ち』の<佐々部清>監督が、4度のがん手術を受けた夫と、若年性アルツハイマー病を発症した妻の絆を、実話をもとに描く『八重子のハミング』が、2017年5月6日より全国で公開されます。
胃がんを発病した夫「誠吾」を支え続ける妻の「八重子」に若年性アルツハイマー病の疑いがあることが明らかになります。「誠吾」は4度のがん手術から生還することができましたが、「八重子」の病状は進行し、徐々に記憶をなくしていきます。介護に苦闘しながらも「八重子」との時間を愛おしむ家族たちと、妻に寄り添い続ける「誠吾」の12年にもわたる日々が描かれます。
<佐々部清>監督の故郷である山口県で撮影され、原作は山口県萩市在住の<陽信孝>が、自身の体験をつづった『八重子のハミング : 4度のがん手術から生還した夫がアルツハイマーの妻に贈る、三十一文字のラブレター』(2002年4月・小学館刊)です。夫「誠吾」役を<升毅>、妻「八重子」役を<高橋洋子>がそれぞれ演じています。
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