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- 今年の読書(82)『4ページミステリー』蒼井上鷹(双葉文庫)
本書『4ページミステリー』の文庫本は、2010年12月に発行され、シリーズとして、『4ページミステリー 60の奇妙な事件』が、2015年3月に同じく 双葉文庫から刊行されています。
本書の収録されている作品は、『小説推理』(双葉社・2005年9月~2011年1月)に連載された原稿用紙5枚分の「2000字ミステリー」として掲載された短篇が60本収録されています。
1作品文庫本で4ページという長さですので、ウイットとブラックユーモアにとんだ短篇が、テンポよく、また切りよく読み切れました。
『2009年6月ある日』という短篇では、新型インフルエンザの流行で、マスクが品切れとなり、マスク狩りが行われ、殺人事件が起こるという内容には、現在のコロナ禍を先取りしている内容で驚きました。
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