『レディ・マクベス』@<ウィリアム・オルドロイド>監督
10月
4日
19世紀後半のイギリスを舞台に、<フローレンス・ピュー>演じる裕福な商家に嫁いだ17歳の「キャサリン」の姿を描く本作。気難しい40歳の夫に興味を持たれず、意地悪な舅からは外出を禁じられ、「キャサリン」は人里離れた屋敷で退屈な生活を送っていました。ある日、夫の留守中に若い使用人に誘惑され不倫関係となったことから抑え込まれていたものが解き放たれ、「キャサリン」は純粋で残酷な怪物へと変貌していきます。
『キラー・サスペクト』(2016年・監督:トム・ローズ )の<コズモ・ジャーヴィス>と『クリムト』(2006年・監督:ラウル・ルイス )の「公爵」役の<ポール・ヒルトン>、 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 (2019年・監督: J・J・エイブラムス)の<ナオミ・アッキー>、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の<クリストファー・フェアバンク>が共演に名を連ねています。
英国インディペンデント映画賞では<フローレンス・ピュー>が主演女優賞、<ナオミ・アッキー>が新人賞を獲得したほか、脚本賞、撮影、衣装デザイン賞を獲得しています。
原作は、オペラとして知られる<ニコライ・レスコフ>のロシア小説『ムツェンスク郡のマクベス夫人』です。英国の舞台演出家<ウィリアム・オルドロイド>が長編映画を初めて手掛けています。