手術支援ロボットの製造販売承認@「メディカロイド」
8月
12日
ロボットの4本のアームに内視鏡カメラや手術用器具を取り付け、患者の腹部に開けた複数の穴から挿入し、手術を行ないます。執刀医は手術台から離れた別の装置を使って、内視鏡が映す3D映像を見ながら遠隔で操作。アーム部分をコンパクトにし、人の腕の動きに近づけたといいます。
まず前立腺がんなど泌尿器科を対象に販売を始め、今後消化器や婦人科などへの適用拡大を目指します。2~3年後をめどに欧米市場に投入する計画です。
腹腔鏡など内視鏡を使った手術向け支援ロボットをめぐっては、米国製の「ダヴィンチ」が国内市場を独占しています。ただ、価格や維持費が高く、医療機関にとって障壁となっていました。