世界三大映画祭の一つで、9月2~12日にイタリアで開かれる第77回ベネチア国際映画祭の事務局は28日、最高賞の金獅子賞など主要賞を競うコンペティション部門に兵庫県神戸市出身の<黒沢清>監督(65)の 『スパイの妻』 を選んだと発表しています。 『スパイの妻』は、太平洋戦争開戦前に偶然恐ろしい国家機密を知り、正義感から世に明かそうとする男性とその妻の物語。<蒼井優>(34)さん、<高橋一生>(39)さんらが出演し、日本では10月16日に公開されます。 第77回ベネチア国際映画祭のコンペ部門の審査員長は、オーストラリア出身の女優<ケイト・ブランシェット>(51)さんが務めています。