<小川 晴央>『サクラの降る町』@KAエスマ文庫
5月
25日
<小川 晴央>は、2013年、「三年B組 中崎くん(仮)」を第20回電撃小説大賞に応募し、金賞を受賞。当該受賞作を改稿・改題した『僕が七不思議になったわけ』で、2014年2月に「メディアワークス文庫より作家デビューしています。
『サクラの降る町』は、空から花びらが降る不可思議な現象「アマザクラ」が物語のカギで、突如発生したその現象を巡り、「秘密」を抱えた少女たちの運命が動き出すストーリー。
「ツバサ」、「ヒヨリ」、「ルカ」、性格も考え方も違う3人が抱えるそれぞれの心の葛藤、人間関係、家族とのかかわり、消えない後悔など、「アマザクラ」をきっかけにゆっくりと紐解かれていき、子どもと大人の狭間で揺れ動く少女たちの心の動きを丁寧に描いている作品です。