『名もなき生涯』@<テレンス・マリック>監督
2月
19日
第2次世界大戦下のオーストリア。山と谷に囲まれた美しい村で、妻「フランチスカ」と3人の娘と暮らしていた「フランツ」は、激化する戦争へと狩り出されますが、「ヒトラー」への忠誠を拒んだことで収監されてしまいます。
裁判を待つ「フランツ」を「フランチスカ」は手紙で励ましますが、彼女自身もまた、裏切り者の妻として村人たちから酷い仕打ちを受けていました。ナチスに加担するよりも自らの信念に殉じ、後に列福された「フランツ」役を『イングロリアス・バスターズ』(2009年・監督: クエンティン・タランティーノ)・ 『マルクス・エンゲルス』 (2017年・監督: ラウル・ペック)にて「カール・マルクス」役の<アウグスト・ディール>(44)、妻「フランチスカ」役を 『エゴン・シーレ 死と乙女』 (2016年・監督: ディーター・ベルナー)の「ヴァリ」役の<バレリー・パフナー>(32)が演じています。
また、2019年2月16日に77歳で他界した名優<ブルーノ・ガンツ>が判事役を務めています。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品です。