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ブラックホールが誕生の「ガンマ線バースト」初観測

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ブラックホールが誕生するときの... ブラックホールが誕生するときの爆発で放出される「ガンマ線バースト」のイメージ(画像:東京大学)
東京大学や京都大学、独マックスプランク物理学研究所などの国際チームは、ブラックホールが誕生するときの大規模な爆発で放出される「ガンマ線」を地上の望遠鏡で観測することに成功しています。研究成果は英科学誌『ネイチャー(電子版)』に21日掲載されました。

ガンマ線のエネルギーは過去に衛星で観測できた爆発の約10倍で、想定と異なる原理でガンマ線が発生していたことがわかっています。ブラックホール誕生の仕組みなど宇宙の謎の解明につながる成果だといいます。

チームは1月14日、スペイン領カナリア諸島ラ・パルマ島の望遠鏡「MAGIC」を使い、宇宙で最も激しい爆発現象とされる「ガンマ線バースト」を初めて観測しました。ガンマ線が地球の大気と反応して出る「チェレンコフ光」と呼ぶ青白い光を捉えています。

「ガンマ線バースト」は地球から約45億光年という比較的近い位置でブラックホールが誕生したときに発生したとみられ、ガンマ線のエネルギーは可視光の1兆倍と非常に高く、従来想定していた原理では説明できないといいます。

「ガンマ線バースト」は重い恒星の超新星爆発でブラックホールができるときや、中性子星やブラックホール同士の合体に伴って起きる爆発で、数秒間で太陽の一生分に相当するほど高いエネルギーを放出します。日欧などの国際チームはラ・パルマ島などに高性能な望遠鏡の建設を進め、「ガンマ線バースト」のさらに詳しい観測を目指しています。
#ブラックホール #ブログ #宇宙

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