ホテル「The Okura Tokyo(オークラ東京)」オープン
9月
8日
新ホテルは、オフィスも入る四十一階建ての高層ビルと、ホテルだけの十七階建て中層ビルの二棟で構成されています。客室数は508室と旧本館から2割強増えています。東京五輪・パラリンピックなどで増加する外国人宿泊客らを狙います。
高層棟の5階のメインロビーは、旧本館のロビーを再現。「オークラ・ランタン」と呼ばれる古墳時代の首飾りをモチーフにした独特の形の照明や、世界各地の時刻が分かる時計、満開の梅の花に見立てた椅子とテーブルなどを引き継いだ麻の葉文様の木組み格子など日本らしさを感じさせるデザインが随所に採用されています。
客室は全室47平方メートル超で、料金は1泊7万円(税・サービス別)から。最も高い730平方メートルのインペリアルスイートは1泊300万円。
本館は1962年開業の名門ホテルで、各国首脳らも宿泊しました。2015年に建て替えのため閉館。現在は別館のみ営業しています。