「ショパン-200年の肖像」展@兵庫県立美術館
8月
7日
同館で6日、いずれも日本初公開となる、オランダドルトレヒト出身のフランスの画家<アリ・シェフェール>(1795年2月10日~1858年6月15日)が描いたショパンの肖像画や自筆の楽譜など、展示内容の詳細が発表されています。
展覧会では<アリ・シェフェール>の作品以外にも、<ショパン>と交友のあった人々の肖像画、当時のポーランドの風景画を展示。また初公開の「エチュード ヘ長調 作品10の8」など2点の自筆譜、手紙、<ショパン>が日本に伝えられた軌跡をたどる書籍など約250点を集め、生誕から200年を超えて愛される巨匠を多角的な視点から紹介します。
楽譜や手紙はワルシャワ市の「フリデリク・ショパン博物館」が所蔵し、国外ではめったに見られないポーランドの国宝級。また展示品の音声ガイドを、NHK・Eテレで放映中のテレビアニメでショパン国際ピアノコンクールを舞台にした「ピアノの森」の声優、<坂本真綾>さんが務めます。
同展は神戸のほか、来年には福岡、東京、静岡を巡回。ピアニスト<西村由紀江>さん、バイオリニスト<葉加瀬太郎>さんらが奏でるショパンの13曲を収録した記念CDアルバムが会場で販売されます。