本日は文豪<谷崎潤一郎>(1886年(明治19年)7月24日~1965年(昭和40年)7月30日)が79歳で亡くなった日で、「谷崎忌」もしくは「潤一郎忌」とされています。
神戸には、関東大震災(1923年(大正12年)9月1日)でじたくが類焼、東京から京都を経て神戸に引っ越し、1936年から1943年まで居住し、小説「細雪」の舞台にもなった「倚松庵(いしょうあん)」(神戸市東灘区)がありますが、8月17日(土)と18日(日)に『納涼夕涼み』が開催されます。
「倚松庵」は、1929年に建築され、1990年に現在の場所に移築。移築から25年が経過し、施設の老朽化が進んでいたため、2016年3月から一時休館して 改修工事 を実施しています。庵内には、著書や参考文献等を集めた「谷崎文庫」を併設しており、「文学の庵(いおり)」として「市民や観光客に谷崎文学の世界に親しんでもらいたい」との思いで開館しています。
当日は開館時間が20時まで延長され、庭園灯による庭園のライトアップや間接照明による柔らかな光が演出する優しい雰囲気の応接間などを見ることができるほか、来場者には、倚松庵オリジナルうちわがプレゼントされます。
奇しくもこの7月30日は、『野菊の墓』(1906年)の<伊藤左千夫>(1864年(元治元年)9月18日~1913年(大正2年)7月30日)と『五重塔』(1891年)・『天うつ浪』(1905年)・『運命』(1919年)などの<幸田露伴>(1867年8月22日(慶応3年7月23日)~1947年(昭和22年)7月30日)の忌日でもあります。
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