徳島県内アユ漁が解禁
5月
31日
吉野川は遡上量が平年を大幅に下回り、勝浦川、那賀川も平年より少ないと報告されました。県は渇水による水量の減少を要因に挙げています。吉野川では上流の漁協が河口での工事の影響を指摘しています。海部川は水量、遡上量ともに平年並みとされています。
県水産振興課はコイヘルペスウイルス病のまん延を防ぐための協力を呼び掛けています。具体的には、近年コイヘルペスが発生した吉野川、那賀川、打樋川の3水系で使ったおとりアユを他水系に持ち込まないことや、長靴や釣りざおの水洗い、乾燥を徹底するよう求めています。
吉野川河口では、西日本高速道路が四国横断自動車道の架橋工事を進めていますが、同社は「遡上量への影響はない」としています。