< カカポと卵(画像:アンドリュー・ディグビー) >
ニュージーランド自然保護省は1日までに、世界で唯一飛べないオウムとされ、絶滅の危機にひんしている固有種のオウム目インコ科フクロオオム属の「カカポ」(フクロウオウム)のひなが70羽以上誕生し、記録的な繁殖期を迎えていると発表しています。
成鳥は147羽しか確認されておらず、個体数の増加に期待がかかっています。
先住民マオリの言語で「夜のオウム」を意味する「カカポ」は夜行性。最も重いオウムとされ、オスの体重は4キロに達することもあるといいます。
ニュージーランドで一般的な鳥でしたが、19世紀以降、欧州からの入植者が持ち込んだネコ目(食肉目)イタチ科の「オコジョ」などによる捕食や森林伐採などの影響で1990年代までに激減しています。
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