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- 潜水艦「しょうりゅう」引き渡し式@川崎重工業神戸工場
< 進水式での「しょうりゅう」 >
川崎重工業神戸工場(神戸市中央区)で18日、防衛省向け潜水艦「しょうりゅう」の引き渡し式が行われました。運動性能が高い最新鋭潜水艦「そうりゅう」型の10隻目で、海上自衛隊第1潜水隊(広島県呉市)に配備されます。
艦名は、物事を高所から判断して素早く行動するという意味を込めた「翔龍」から名付けられています。
全長84メートル、幅9・1メートル、高さ10・3メートルで65人が乗り込みます。水中速力は20ノットで、建造費は559億6000万円。敵の魚雷を妨害するシステムを搭載しています。海自が保有する潜水艦は計19隻(練習艦2隻を除く)となり、政府は2021年度に22隻まで増やす計画を進めています。
同工場での潜水艦建造は戦後28隻目で、川重はさらに2隻を建造中。次に進水する艦からはリチウムイオン電池が搭載され、水中でより長時間の航行が可能になるようです。
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