神戸残像(120)閉店「金プラ」
2月
27日
店名の由来は、卵の黄身で揚げた上等なえび天。1941(昭和16)年に天ぷら店を創業した初代、<上川末光>さんが、戦後、洋食店として再開したお店です。
看板メニューは、3週間以上かけて炊き込んで作る、ソースが決め手の「ハイシライス」でした。たっぷりの牛肉とたまねぎが入り、ケチャップの甘味とまろやかな酸味、苦みが口いっぱいに広がる一品でした。常連さんは、「コロッケ」のトッピングをされていました。
閉店のことは、店内で常連客には知らせていましたが、2月23日閉店の告知を店頭に貼りだしたのは閉店後でした。