瀬戸内海の春を告げるイカナゴのシンコ(稚魚)漁について、兵庫県水産技術センター(明石市)は、今シーズンは県内の瀬戸内全域で不漁との漁況予報を発表しています。
不漁の予報は3年連続。2017、18年は極端な不漁となり、漁業者は通常1カ月余りの漁期を半月程度に短縮しました。同センターは「資源保護のため、今季も短縮などの対策が必要」としています。
海域別の予報では、播磨灘は「平年を下回り、昨年を上回る」。大阪湾は「平年を下回り、昨年並みか昨年をやや下回る」としています。
今年1月に発表された 「産卵調査」 でも予測されていたように、漁獲量の低迷は避けられず、阪神間の春の風物詩「いかなごのくぎ煮」も、価格的に手控える人が増えそうです。
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