「中華まんミュージアム」オープン@中村屋武蔵工場内
1月
20日
約90分の見学ツアーは実際の製造ラインをガラス越しに見学でき、中華まんができるまで順を追って見学できます。全長約400メートルの見学コースは見応えたっぷり。 工場見学後は「おいしさゾーン」へ。中華まんの具材や手包み感を、パズルやタッチモニターゲームで遊びながら理解できる。お絵描きしたオリジナル中華まんをスキャンし、大画面に投影する壁面メディアアートも体験できます。最後に、せいろで蒸したふかふかの肉まんをキッチンルームで試食。
中村屋は、2015年に閉校した旧大妻女子大学狭山台校の跡地約8万3千平方メートルを取得。約100億円を投じて18年7月、1日40万個の生産能力を持つ、中華まん専用の武蔵工場を跡地に完成させています。
同社によると、中華まんじゅう類の市場規模は670億円(17年度)で拡大傾向。好況な中華まんをテーマにしたミュージアムを設け、ブランド力や企業イメージの向上につなげたい考え。工場見学施設「グリコピア・イースト」(北本市)など昨今の工場見学人気の高まりも背景にあるようです。
「中華まんミュージアム」は完全予約制。個人(9人以下)はウェブから、団体(10人以上)は電話で予約受け付け。見学は1日2回((1)午前10時(2)午後2時、所要時間約90分間)。各回20人。見学無料。休館日は水・木曜日、工場休業期間(5~8月中旬予定)、年末年始。問い合わせは同施設(電話04・2935・1592=オープン前は正午まで)。