<オードリー・ヘップバーン>主演の名画『ティファニーで朝食を』(1961年)を、もじったタイトルですが、室田署の新人刑事<國吉まどか>27歳は、「警視庁一のグルメ刑事」と呼ばれ、おいしいランチに目がありません。
相棒として組む35歳の<高橋竜太郎>と、ランチ談義に余念がありません。本書の副題は、「ランチ刑事の事件簿」となっています。
そんなおり、警察署の地下食堂に「ティファニー」という値段の高いレストランがオープン。天才コックの<古着屋護>は、「絶対味覚」の持ち主で、一度食べた味のレシピは完璧、相手を見ると、ピンポイントでその人物の好きな味を作り出してしまうという人物です。
<まどか>と<高橋>が担当する事件を、<古着屋>の造る料理で、解決してゆくという構成で、気楽に楽しめました。
文中 「ドS刑事」 のドラマが登場、著者の遊び心に、ニヤリとしてしまいました。
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投稿日 2018-10-29 08:17
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2018-10-29 08:32
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