日立製作所は13日、イタリアの鉄道会社から2階建て鉄道車両120両(30編成)を、2億3751万ユーロ(約300億円)で受注したと発表しています。最大で120編成の車両供給に関する契約を交わしており、今後さらに受注を見込みます。 受注した車両は、イタリア・ロンバルディア州の路線で2020年6月から運行する予定。 従来より電力エネルギー消費を30%削減し、騒音も抑えた。車両は日本国内で培った技術を生かし、イタリアの現地拠点で設計と組み立てなどを行う。 日立は海外強化の成長戦略として鉄道事業を位置付けている。欧州各国では鉄道車両の更新需要があり、こうした受注を重ねることで、実績をアピールしていきたい考えです。