【ナス】は、ナス科ナス属の植物で、インド東部が原産とされています。日本では一年草として育てられますが、本来は多年草で、インドなどの熱帯では木のように大きく生長します。奈良時代に中国を通して入ってきたといわれ、江戸時代から一般的に食べられるようになりました。今でも、家庭菜園ではトマトやキュウリと並んでよく栽培される人気の高い野菜のひとつです。
草丈は1m以上に生長し、たくさんの茎を左右に生やしていきます。そこへ、楕円形の大きな葉っぱが互い違いに生え、6~10月になると葉っぱの脇に紫色をした可憐な花を下向きに咲かせます。ナスは、花を見れば発育状態がわかるといわれています。株が健康な状態は、花が大きく色も紫色が濃く、めしべがおしべより長くなっています。この花が咲いてから15~25日ほどたつと、結実して果実が付きます。
【ナス】の種類は、日本だけで180種類ほどあるようです。地方によって伝統野菜になっているほど、日本人にはなじみのある野菜です。よく出回っているのは、「長ナス」、「長卵型ナス」、「米ナス」、「賀茂ナス」などです。写真の【ナス】の花の品種名までは分かりませんが、大きく育ってほしいものです。
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