お茶菓子(43)「桜餅」
3月
27日
お茶菓子として桜にちなんだ「桜餅」をいただきました。
「桜餅」は、関西と関東で形が違います。関西は別名「道明寺餅」とも呼ばれ、関東では「長命寺餅」と呼ばれています。
関東では、餅の生地は皮を焼いた物、餡は濾し餡を用い、皮は多くは二つ折り、他に円筒型、殊に袱紗折りもあり、中身を葉で被うか皮に沿う葉で包まれています。
関西では、餅は玉状から扁平な形をなし、餅は弾力と粘りがあり、餅の表は粒々感を残し、餅を葉の筋に沿って包んでいるか両方から葉を合わせて被せています。
本織と味わえる「塩漬けの桜の葉」の風味を味わいながら、おいしくいただきました。