<根岸肥前守>を主人公とする<耳袋秘帖>シリーズは、<妖談>シリーズと、<殺人事件>シリーズの二つに大きくわけられ、本書は、<サツジンジケン>シリーズの第一作目にあrたります。 冒頭はまだ<根岸>は、勘定奉行ですが、南町奉行への役替えに、62歳という年齢に悩む場面から始まりますが、その後名奉行として18年も勤めることになるとはおもってもいませんでした。 家来の<坂巻。と、同心お腹から選んだ<栗田>を伴として、江戸の難事件を解決していきます。