名称に「セダム」とついていますが、
「メキシコマンネングサ」 などのセダム属ではなく、ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物で、
「花月(カネノナルキ)」 や
「サルメントーサ」 ・
「ゴーラム」 などの多肉植物の仲間です。
草丈は15センチ程度で、地を這うように成長、開花時期は7月~11月と長く、花径3ミリ程度の桃色の小さな花を密に咲かせます。
属名の「クラッスラ」はギリシア語で「厚い」という意味があり、原種だけでも500種を超え、種間交配による園芸品種が多数作出されています。
一般的にクラッスラ属は多肉の「葉」を鑑賞対象としていますが、この【クーペリーセダム】はかわいい花が楽しめる種で、園芸業界では「あかり」という名称で流通しています。